フードビジネス最新情報3/17号

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 ●調査:お花見について 今年は「飲食店のテイクアウト」が人気。グルメを楽しむ花見に注目

今年は例年よりも桜の開花が早まったこと、マスク着用も緩和され、4年ぶりのイベントも各地で開催予定です。そんな中での調査では、お花見に行こうと思っている人は半数以上で、場所は近所の公園・飲食店が多く、お食事の傾向としては「飲食店のテイクアウト」を利用したい人が30%と最多で、屋台のテイクアウト・コンビニやスーパーの弁当や惣菜、手作りが僅差という結果に。

コロナ禍で、飲食店の美味しい味がテイクアウトできるようになった背景もあり、美味しく専門的な味を期待している消費者が多いようにも感じられます。

 

 

●調査:飲食店の人手不足が深刻化。人手不足解消のための工夫をご紹介


昨年末より徐々に飲食店の客足が回復している中で、人手不足問題が深刻化しています。
「飲食店ドットコム(株式会社シンクロ・フード)調べ」による飲食店における人材確保の現状に関する調査では、「従業員の数が足りているか」という質問に対して42.9%が不足していると回答。

客足が戻ってきても人手不足で対応できないという店舗もあるようです。
人手不足を解消するために、求人サイトやアプリを利用するだけでなくSNSやリファラル採用(自社の従業員から友人・知人を紹介してもらう手法)などあらゆる方法を組み合わせており、
その他にも求人情報に掲載する条件で賄いを充実させる、柔軟なシフト対応など独自に工夫している飲食店が増えてきているようです。

*引用「飲食店リサーチ」(https://www.inshokuten.com/research/company/

 

 

●調査:一人暮らしの学生の食事事情 夕食の理想は600円未満

朝・昼・夕の3食の中でも毎食食べる割合が高い夕食に着目した調査結果です。夕食の理想の金額は「300円台・500円台」が最多となり、特に女性の方が食費を抑えたい傾向にありました。また、夕食に対しての悩みとしては「料理をする気力」「後片付けが面倒」「食費」「栄養バランス」などが順番に挙げられました。

一人暮らしの学生が多いエリアや大学近郊エリアなどはこうした声も商品開発や施策の参考になりそうですね。

 

●サンクトガーレン:ビール屋さんのアフタヌーンティースタンド”おつまみタワー”誕生

アフタヌーンティーを楽しむ活動「ヌン活」が流行中のなか、ビール屋さんでもケーキスタンドを彷彿とさせる「おつまみタワー」を春のパーティープランにて提供開始しました。

流行にかけて話題に乗りつつ、お店の特徴も活かされている企画は参考になりそうです。