フードビジネス最新情報3/31号

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●ロイヤルホスト:社食がわりの福利厚生食事補助「チケットレストランタッチ」でのサービス提供を開始

「チケットレストラン タッチ」は従業員の福利厚⽣として利⽤されている食事補助サービスです。

レストラン、カフェ、ファミリーレストラン、コンビニエンスストアなどの加盟店で⾷事や飲⾷物の購⼊が可能で、国内最⼤規模の⾷事補助ソリューションとのこと。(実績35年、導⼊実績2,000社以上、利⽤者15万⼈)ロイヤルフードサービスは2019年から「天丼てんや」のみサービス導入していましたが、4/1よりロイヤルホスト含むグループ全店舗で導入するとのこと。

社食需要の受け皿を飲食店で請け負う、利用客確保の方法です。

 

 

●調査:冷凍宅配サービス利用者の利用状況 水曜日の利用が最多

「かんたん宅食ガイド ラクタさん」では冷凍宅配弁当サービスを利用している・利用したことのある10代から60代男女対象に、利用頻度を調査。その結果、20から30代は利用頻度が上の世代よりも多くなりました。

また、半数近くが昼食・夕食での利用が多く、1週間のうち「水曜日」に冷凍弁当を利用する人が多い結果に。仕事で忙しくなり、時間が取りづらくなる週の平日の中日から後半にかけて利用する人が多いようです。

 

 

●食品ロスに関する調査:まだ食べられる食品・食材を捨てた場面は、「賞味・消費期限内に食べれなかった」「状態が悪くなった」が各30%。フードシェアリングサービスの利用意向は4割弱

食品ロスに対して関心のある層は全体では約7割ほど、調理や買い物機会の多い女性高年代層で高く、男性30代では低くなっていることが調査でわかりました。廃棄理由としては「賞味・消費期限内に食べきれなかった」「うまく保存ができず状態が悪くなった」ということが挙げられています。そんな中でフードシェアリングサービスが普及されてきています。

まだ食べれる商品ですが売りきるのが難しい商品を出品し、それを消費者が安く購入できたり、新たなお店を開拓できたり、、出品者と消費者のどちらにもメリットがあるサービスなので、ロス削減と共に新たな開拓という側面をうまく活用していけるといいですね。

 

 

●板前回転寿司「たいせい」:”しばらくタッチパネル頼りません宣言”を実施!板前の対面接客の価値を追求

「おいしいものに、本格エッセンスを添えてご提供する板前回転寿司」を基本方針とする回転寿司チェーンたいせい。タッチパネルオーダーが一般化するなか、このたび敢えてタッチパネル化をしない旨を宣言しました。さらに、お客様に対し「お好みは?」「しゃりの量は?」などをお声がけする「お好みお声がけ運動」を開催するそう。

時代に合わせた変化も必要ですが、ブランドとして大切にしたい・すべき部分が明確だからこその取り組みですね。

●飲食店向け『ぺロ防止醤油さし』を開発 小・大学生が一緒に開発!

回転寿司チェーンでの、衛生面でのテロ行為防止をする醤油差しが発明されました。

若者の汚名挽回!と同世代の若者と小学生が、回転寿司チェーンに何度も通いオペレーションや醤油の使い方の傾向を調べ、お店の負担が少なく、お客さんも安心できる最適な醤油差しの蓋を制作、商品化をしました。