フードビジネス最新情報 2/25号

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●調査:テーブルトップオーダー、セルフオーダーの利用実態・意向調査

テーブルトップオーダーの利用経験者は73.4%、コロナ禍でのニーズの高まりもあるよう。一方、今後セルフオーダー利用希望は42.7%で、20代・30代女性で特に高い利用意向。若年層ほど利用傾向が多い結果となりました。

また、利用したい理由は「自分のタイミングで注文できる」「接触機会が減り、安心」とのことで、忙しい店舗にとっても、利用者側のメリットも多いにありそうです。SESSAでも最近画面の製作依頼も多くなりました。ご興味がありましたらぜひ、一度ご相談くださいませ。

●カフェ・ド・クリエ:ワンコインでテレワーク!「RemoteworkBOX」全国7店舗に拡大中

コロナ禍をきっかけとしてテレワークが普及し、カフェを仕事場とする方も増加してきたことを背景に、ワンコイン(500円/1時間)でプライベートな集中空間を利用できるサービスを開始。都内5店舗で先行して導入しており、好評の声を受け、全国7店舗へ導入になったそう。

店舗利用の新たな目的にもなっているようです。

●8つの厨房スペースを備えたサブスクリプション型クラウドキッチンがオープン 

近年、ゴーストレストランのようにデリバリー用の料理を調理するために設計された「クラウドキッチン」が近年急増していますが、クラウドキッチンでは業務用厨房設備が備わっており、さらに「飲食店、そうざい製造、菓子製造」の3種類の営業許可付きのため、利用者自身で営業許可の取得が不要とのこと。手軽にかローリスクで飲食事業が始められ、キッチンカーの仕込みやマルシェでの物販用製菓調理など様々なことにチャレンジできそうですね。

●Oisix:大戸屋監修 宅配冷凍弁当・野菜たっぷりおかずの販売開始

コロナ禍以降、在宅業務が長引いていることで調理回数が増えていることや、1人分でも手軽に食べられる冷凍食品の需要が高まっていることを受け、レンジアップで食べられる、お弁当・簡単おかずの販売を開始しました。様々な家族形態も考えられた、野菜たっぷり、バランスも味わいも楽しめる一品は、自宅での食事のマンネリ、自炊疲れに利用したり、調理の嬉しい手助けになります。

自宅で、手軽に、ヘルシーな商品。といった商品の需要は引き続き高そうです。