フードビジネス最新情報 1/28号

· ニュース

●ローソン:店内厨房を活用した「ゴーストレストラン」の実証実験開始

ローソンが、デリバリー専用に開発した商品を店内で調理し、Uber Eatsで提供する実証実験を開始します。店内厨房の空き時間有効活用の検証も含まれているとのこと。アプリ上の店舗名表記はローソンではなく、商品に合わせた別の店舗名(屋号)での表記とし、アプリ上で選ばれやすくする工夫をしています。(今回の店名は「NY飯!チキンオーバーライス 飯田橋三丁目店」)

今後は外食チェーン店のメニューなども取り入れながら、エリアや個店ごとのニーズに合わせて、地域のレストラン代わりになるデリバリーを目指すそうです。今後の展開も追いたい事例です。

●SDGs:カレー屋の炊飯廃棄米がビールへ生まれ変わる!

自社運営のカレー店で生じた炊飯廃棄米を、ビールにアップサイクルし商品化した事例です。大阪の「ジパングカレーカフェ」では、日々廃棄される炊飯米のフードロスが課題だったそう。そこで、『廃棄パンビール』を開発した、食品ロスをアップサイクルする企業(CRUST JAPAN株式会社)とパートナーシップ技術提供を得て、炊いた白米を『箔米ビールー白金ー』に進化させることに成功!

自社のフードロスをアップサイクルさせるところまでがセットになっている点が、企業姿勢としても魅力的です。

●調査:【大学入試】ゲン担ぎをした方の63.9%が「合格祈願のお菓子を購入」

今年のセンター試験(大学入学共通テスト)期間に実施されたアンケートのご紹介です。

ゲン担ぎをしたことのある人の割合は39%。その内容は「トンカツを食べる」「キットカットを食べる」がおなじみ。

ほか、ちょっとなるほどと感じたのが「五画(合格)鉛筆を使用した」というもの。五角形のもの・・・受験生サービスのアメニティなどに、検討できそうですね。「タコ=オクトパス=置くとパス(合格)」も・・・覚えておこうと思います。

●10万円でキッチンカー開業が実現!開業サポート付きの安心サービスがリリース

キッチンカー開業は安価にできると言われているものの、実際には300万円前後の資金が必要だったそう。もっと手軽に挑戦できるよう、キッチンカーをレンタルするサービスが始まりました。

キッチンカー事業は飲食店のみならず、物販やポップアップショップなどでの利用もでき、今後の活用方法や業界の動きにも注目です。