●調査:3年間の飲食店の予約に関するまとめ「飲食店予約レポート2023」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000011690.html
飲食店向け予約管理システム「ebica」を運営する株式会社エビソルは、2019年から2022年までのコロナ禍を含む三年間で変化した飲食業界の集客や予約に関する消費者の動向のまとめを発表。
予約手段は、ネット予約(48.9%)が普及しており、電話予約(51.1%)とほぼ同率に。コロナにより飲食店へ行く前に営業時間や感染対策、空席の有無の確認をし、待ち時間を生じさせないようにする消費者が増加したことによるようです。
またグルメサイトを経由しない、ダイレクト予約(店舗公式サイトからの予約など)の比率も14.3%→33.3%と2倍以上に。GoogleやInstagram,LINEといったSNSが店舗検索・予約サービスを本格的に強化している中で、消費者の検索動線も変わりつつあることが感じられました。
●調査:ぐるなびリサーチ わざわざグルメに関する調査
飲食店で来客者自身がお料理を仕上げたりドリンクを作るなど楽しみながら体験できるグルメを「わざわざグルメ」と呼びます。
そんな「わざわざグルメ」は、特に20代で関心が高く、楽しみたい理由としては、「同伴者と共に楽しめる」「体験することが楽しい」など外食機会が戻り自粛生活ではなかなかできなかった「会食の楽しさ」に関心が集まっているようです。
DX化が進む一方で「サービスの拡充」を重要視する動きも見られます。体験を通して喜び、記憶に残る、外食ならではのエンターテイメント性も1つのサービスになりそうです。
●調査:消費者がリアル店舗に求めるもの
EC店舗や宅配サービスなど、購買行動が多様化する中で消費者がリアル店舗に求めるものは、「弁当・惣菜などの食料品」「生鮮食品」が7割。さらにスイーツ・酒・コーヒーなど飲食品も店舗での購入が5〜6割で大多数。
リアル店舗を利用したい理由としては、生鮮食品などは実物を確かめてから購入したい、店舗に出向いた方が購入までが早い、店舗にしかない限定品がある。などリアルならではの体験価値が得られることがわかりました。
EC店舗・リアル店舗での運営もこうした目線を大事にしたいですね。
●調査:外食市場調査(2022年12月)ホットペッパーグルメ外食総研
首都圏・関西圏・東海圏の「外食市場調査」の結果です。
外食市場規模は13ヶ月連続で前年比プラス。第8波中の繁忙期となりましたが、回復傾向が見られました。
業態別に見ても、「居酒屋」「レストラン、食堂、ダイニング、洋食店」「フレンチ・イタリアン」など主要16業態中13業態が前年を上回る結果となり、回復傾向が見られました。