フードビジネス最新情報7/1号

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●調査:JC・JK流行語大賞2022上半期発表「平成レトロ」「生ドーナツ」「ホカンス」

「ギャルピース」「平成レトロ」など平成初期ブームに熱狂しているとともに、コロナ流行が落ち着いてからも旅行・遠出せずに近場で同じくらい楽しめる”ステイケーション消費”を楽しんでいることがわかりました。

生ドーナツとは、生の生地のように柔らかな口どけのふわっふわの生地に、トロッと滑らかなクリームを溢れるほどつめたクリームドーナツ。

ホカンスとは、ホテル×バカンスを組み合わせた韓国で生まれた造語。ホテルでの滞在そのものをバカンスとして楽しむことを意味しています。

新たなトレンドを知ることで、また新しい目線で施策検討できそうですね。

●調査:Z世代 お金の使い道は? 食費・推し活、オンライン課金にお金をかけている!

Z世代(1996年〜2008年生まれ)をターゲットに家賃以外にお金をかける「Z世代のお金事情」を調査。1位と3位に「食費」と「飲み会・外食」がランクイン。お出かけのランチに払える額では「1000円以上」と回答した人が53%に。

最近では、高級食パン、1切れ1000円以上のケーキ・クレープなどスイーツ、2000円以上のランチプレートなど、強気の価格の商品も見かけることも多く、口コミ代わりのインスタのストーリー・フィード投稿、インフルエンサーによるグルメアカウント投稿による宣伝効果で付加価値がつき、流行に便乗する人も増えているそうです。

●プロント新業態「エビノスパゲッティ」1食あたり最速45秒で調理する調理ロボット店舗へ導入

プロントの新業態「エビノスパゲッティ」では、茹でる~味付けまでを自動化したオリジナルの自動調理ロボット「P-Robo」を導入。 4年をかけて開発されたP-Roboは、1食を最速45秒で調理でき、なんと鍋の洗浄も自動で行います。 従業員は盛り付け作業の対応だけで済むため、接客に注力できるそう。

従来店舗と比較してロボット導入1〜2人の省人化が可能になることから、今後5年で50店舗へ拡大を目指していくとのことです。

 

●AIを活用した、飲食店専用のクラウド留守番電話「トレタ AIるすでん」提供スタート

昨今、飲食店ではDXが進められており、デジタル化の新時代が到来しています。お店の予約方法として最近はネット予約ができるお店がほとんどですが、ネット予約の次点で電話での予約があるというのも事実。

トレタの留守電サービスでは、接客中や営業時間外で電話を取れない時といった状況で、これまでとりこぼしていた予約をAiが受付してくれるそう。人手が不足している時などのケアにもなりそうです。自動音声というのが気になる所ではありますが、本物の人間が対応していると間違ってしまう人が居るほどとのこと。AIが様々なところで助けてくれる時代になりましたね。

 

●【調査】ホットペッパー外食市場調査(2022年5月度)

首都圏・関西圏・東海圏の男女約6,200人を対象とする2022年5月度の「外食市場調査」の調査結果のご紹介です。居酒屋の市場規模も前年比からの伸び幅が特に大きく、焼き肉やステーキ等の専業店の市場規模はなんとコロナ禍前の実績を超えたそうです。

まだまだ感染対策など気が抜けない状況ではありますが、外食にも嬉しい活気がもどってきていることを感じました。